推し活用のオーダーメイドネイルチップをお作りしました。今回は15本。一枚として同じ絵はありません。
お題は「エンディングで流れる、思い出の写真」。作品の終わりに一枚ずつ映し出される、あの場面たちです。それを爪の上に、一枚ずつ描き起こしました。
「思い出を切り取る」というオーダー
ネイルチップのオーダーというと、色やモチーフを決めていくものだと思われがちです。でも今回のご希望は、そこから一歩踏み込んだものでした。
好きな場面を、そのまま手元に残したい。
だから15本それぞれが、1枚の写真です。並べると、アルバムをめくったときのように見えます。爪の上にのっているのは色や柄ではなく、その人が大切にしている時間そのものです。
どうやって組み立てたか
お預かりした参考画像をもとに、入れる場面を選んで構成しました。すべては入りきらないので、選ぶところから始まります。
1. 残したい場面を先に決める
15枚という数は多いようでいて、実はすぐ埋まります。お客様が本当に残したい場面を先に押さえるのが、いちばん大事な工程です。ご相談の時間をたっぷりいただくのは、このためです。
2. 寄りと引きを混ぜる
今回は表情のアップ・数人が写る場面・風景の引きを混ぜました。写真のアルバムと同じで、距離が変わると見ていて飽きません。
3. 親指は、対になるデザインに
今回いちばんこだわったのが、両手の親指です。
この場面は、お客様が「どうしてもこれを」と選ばれた1枚の写真でした。
そこで、その1枚を左右の親指に分けて描いています。片手ずつでもそれぞれ成立しますが、両手をそろえると、元の1枚の写真にもどります。
2枚をそろえると、元の1枚の写真になります
親指は面積がいちばん広く、視線が最初に止まる場所です。いちばん大切な1枚をここに置くと、つけたときのテンションがまるで違います。ふと手元を見るたびにうれしくなる——そういう場所です。
小さな面積に、表情を描くということ
爪1枚は、だいたい1.5cm四方ほど。そこに顔を描くとなると、目や口はミリ単位になります。
細い筆の先だけを使い、色を薄く何度も重ねて、少しずつ表情を出していきます。
まつげの一本、口角のわずかな角度、背景に入るほんの少しの光。遠目には気づかれないところまで描き込むかどうかで、指先にのせたときの印象は大きく変わります。
細かいところまでこだわり抜くこと。それが、Y.nailのオリジナルネイルチップです。
この作り方の、いいところ
POINT 01
手を広げると、アルバムになる
1枚ずつでも楽しめますが、10本・15本と並べると「思い出のページ」になります。手元を見るたびに好きな場面が目に入るのは、ほかの持ち物にはない体験です。
POINT 02
「難しそう」なデザインほど向いている
細かい絵柄は、ジェルネイルでは時間の制約がありますが、チップならお預かりして、じっくり時間をかけて描けます。難易度の高いご希望こそ、チップの得意分野です。
POINT 03
イベントが終わっても、残せる
ネイルチップは一度作れば、次のイベントでも使えます。使わないときはケースに入れて飾っておけるので、絵として手元に残ります。
お客様からの感想
お渡し後、Googleに感想を書いていただきました。
★★★★★
「小さな面積にどこまで再現できるんだろうと思っていましたが、完成品を見てびっくりしました」
「1枚1枚すべて手描きで、表情や雰囲気まで伝わるくらい細かく仕上げてくださいました」
「あのビジュアルをどうしても残せる形にしたかったので、大満足です」
「キャラクターネイルや"こんな細かいデザインでもできるかな?"と迷っている方にも、ぜひ一度相談してみてほしいです」
「残せる形にしたかった」——このお言葉が、今回のオーダーのすべてだと思います。
「難しそうだから」と遠慮されるご相談ほど、実は形にできることが多いです。まずは残したい場面をお聞かせください。
オーダーをお考えの方へ
オーダーメイドのネイルチップは制作に3週間ほどいただいています。枚数や描き込みの量、混み具合によって前後しますので、使う日が決まっている場合は早めにご相談ください。
ネイルチップは全国へ郵送でお届けしています。サイズがわからない方は計測用チップを、長さのご希望がある方は長さの選び方ガイドもあわせてご覧ください。届いてからの流れはネイルチップが届いたらにまとめています。