ネイルチップをつけるときも、素の指先で過ごすときも、土台になるのはやっぱり自分の手そのものです。
とはいえ「甘皮って自分で処理していいの?」「保湿はいつすればいいの?」と、意外とわからないことが多いところ。今回は、サロンでお客様によくお伝えしているおうちハンドケアの基本を、3つに絞ってご紹介します。
1. 甘皮は「押さない・切らない」でいい
いちばん最初にお伝えしたいのが、これです。
甘皮のケアは、ご自宅ではあまりおすすめしていません。
意外に思われるかもしれませんが、理由はシンプルで、甘皮は爪の根元を細菌から守るフタの役割をしているから。よかれと思って押し上げたり切ったりすると、そのバリアが外れて、赤み・炎症・ささくれの原因になってしまうことがあります。
また、爪は根元の「爪母(そうぼ)」という部分で作られています。ここを器具で強く押しすぎると、生えてくる爪そのものが凸凹になってしまうことも。一度傷つけると、きれいな爪に戻るまで数ヶ月かかります。
2. 保湿は「ネイルオイル」が主役
ハンドケアで一番効果を感じやすいのが、保湿です。そしてここで主役になるのは、ハンドクリームよりもネイルオイル。
ハンドクリームは手全体の表面を守るもの。対してネイルオイルは、爪の根元や爪まわりに直接入り込んで、内側から潤すものです。目的が違うので、役割分担で考えるとわかりやすいと思います。
STEP 01
爪の根元に1滴
爪の付け根(甘皮のあたり)にオイルを落とします。1本ずつでも、まとめてでもOK。量はほんの少しで十分です。
STEP 02
指の腹でくるくるなじませる
反対の手の指の腹を使って、爪の根元から爪全体へ、くるくると円を描くようになじませます。爪の裏側にも忘れずに。
STEP 03
仕上げにハンドクリーム
オイルがなじんだら、上からハンドクリームを重ねます。オイルで入れた潤いにフタをするイメージです。クリームは特にこだわらなくても大丈夫。
Y.nailがOPIのネイルオイルをおすすめする理由
サロンでおすすめしているのは、OPIの「ネイチャーストロング ネイル&スキンケア」シリーズのオイルです。ネイルサイエンティストによって開発された、自然由来成分配合・ヴィーガン処方(動物由来成分不使用)のプロフェッショナルなネイル&スキンケアシステム。おすすめする理由は、大きく3つあります。
① 角質層まで、うるおいが浸透する
OPIのオイルは、爪や指先の角質層までうるおいが届くように作られています。だからベタつきが残りにくく、塗ってすぐ家事や仕事に戻れます。そして何より——私自身が使い始めてから、ささくれと乾燥がほとんどなくなりました。毎日たくさんの施術で手を酷使する仕事なので、これは正直かなり驚いた変化でした。
② 香りが、とにかく good
お客様にお試しいただくと、ほぼ全員が「いい香り!」と反応してくださいます。ケアは続けないと意味がないので、「毎日つけたくなる香り」であることは、実はとても大事な条件だと思っています。
③ 毎日使える、やさしい処方
自然由来成分を使ったヴィーガン処方だから、毎日のケアに気持ちよく取り入れられます。「贅沢な気分を楽しみながら、手肌と指先を健やかに」——そんな1本です。
3. 爪の整え方は「一方向」が基本
爪を短くしたいとき、つい爪切りでパチンと切ってしまいがちですが、これは爪に大きな衝撃がかかり、二枚爪や割れの原因になります。
おすすめはやすり(ファイル)で削って整える方法です。
STEP 01
乾いた状態で削る
お風呂上がりなど、爪がやわらかくなっているときは避けてください。ふやけた爪を削ると、二枚爪になりやすくなります。
STEP 02
一方向に動かす
やすりを往復させず、必ず一方向に動かします。往復させると爪の層が削れてささくれ立ち、割れの原因に。「外側から中央へ」を意識してください。
STEP 03
角を少し丸くする
両端の角を少しだけ丸くしておくと、引っかかりにくく割れにくくなります。削りすぎず、そっと整える程度で大丈夫です。
毎日のケアが、いちばんの土台になります
ここまでお読みいただいてお気づきかもしれませんが、おうちケアで大事なのは「頑張ること」ではなく、やりすぎないことと保湿を続けることの2つだけです。
甘皮は触らない。オイルで潤す。やすりは一方向。この3つを守るだけで、指先の状態は驚くほど変わってきます。
そして、整った指先はネイルチップの仕上がりも美しくしてくれます。土台がきれいだと、チップのフィット感も、つけたときの印象も変わってくるからです。
毎日の小さな習慣を積み重ねながら、特別な日にはお気に入りの一組を。そんなふうに指先を楽しんでいただけたら嬉しいです🌷